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アンチエイジング効果が高い、山芋とほたてのステーキ – 薬膳レシピ

今回は、薬膳料理家の阪口珠朱さんに「アンチエイジング効果のある薬膳料理」をご紹介いただきました。

山芋とほたてのステーキ

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材料(2人分)

山芋…120g
刺身用ほたて…120g(6個)
にんにく…1かけ
オリーブオイル…小さじ2
[A]調味料
酒…大さじ1
水…大さじ1
みりん…小さじ1
うすくち醤油…小さじ1/2

【付け合せ】
わかめ・冷菜用の昆布・きゅうりの千切り・戻した切干大根など…適宜

1)山芋は皮をむいて、6等分の輪切りにする。ほたてはさっと洗う。にんにくは薄切りにする。
2)フッ素加工フライパンにオリーブオイル小さじ1を入れ、山芋を並べて弱火で両面をじっくり焼く。軽く塩こしょうを振る(分量外)こんがり色がついたら取り出す。
3)オリーブオイル小さじ2とにんにくを入れ、香りがたったらホタテを入れて、両面をさっと焼き、軽く塩こしょうを振ってとりだす。
4)フライパンに[A]の材料を加えて、煮立たせる。
5)ヤマイモにホタテをのせ、4)をかける。
6)余ったタレは、付け合せにかける。

阪口さんからの薬膳ポイント

中華系の人たちにとって、薬膳はとても身近な病気を予防するための中国医学の知恵です。しかし、かつては宮廷に住む皇族や貴族だけの贅沢な食事の方法でした。清の時代の最後の女帝「西太后」は、薬膳を日々の食事に積極的に取り入れた人でした。平均寿命が50歳だった時代に74歳まで生き、髪は黒々と艶があり、肌にはシミがなかったという記述が残っています。

彼女が美と健康のために食べた食材の一つが「山芋」。中国では「山薬」と言われる漢方薬としても使われています。胃腸の働きを整え、消化を高める効果が高く、身体の成長と老化をコントロールする臓器「腎」を強くします。特にアンチエイジング効果が高く、体を若々しく保ち、肌をしっとりさせ、美肌効果もあります。そこで今回は同じくアンチエイジング効果の高い帆立と一緒ステーキで食べることができる簡単メニューをご紹介しました。

ある50歳の女性は「生理不順」になったのをきっかけに、山芋を毎日5センチ幅程度ずつ食べるようにしたところ、生理が毎月来るようになったそうです。更年期を迎える女性にとっては、おすすめの食材と言えます。基礎体力を高める効果があるので、お子さんにもぜひ食べていただきたいですね。

山芋の薬効は穏やかですが、生で食べるとかゆみが出るという方は加熱して食べてから様子を見てみてくださいね。

レシピ提供:薬膳料理家 阪口珠未(さかぐちすみ)

薬膳料理家 阪口珠未

株式会社漢方キッチン代表。北京中医薬大学日本校講師。日本での中国薬膳研究のパイオニア。91年より北京留学。薬膳専攻では、日本人初の国費留学生となる。薬膳料理教室の開講・企業、自治体へのメニューコンサルティングを行う。北京中国医学研究院「西苑医院」にて、清代の宮廷薬膳カルテを研究。著作に『おめでた薬膳(主婦の友社)』『西太后のアンチエイジングレシピ(主婦の友社)』など多数。2012年には、7歳の娘と中国留学をするなど、大の中国好き。

漢方キッチン:http://kanpokitchen.com
阪口珠未のブログ:http://kanpokitchen.blog105.fc2.com/

阪口さんの著書が台湾で発売

img_yam_03img_yam_02阪口珠未さんの著書「西太后のアンチエイジングレシピ」の中国語版「大清宮廷祕傳寶典 慈禧太后的抗老食譜」(台視文化公司)が台湾で発売となりました。ぜひご覧くださいませ。

※2013年8月に Healthy Beauty Journal に掲載された記事を加筆・修正しました。


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