紫外線対策
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シンガポールの紫外線量は世界第2位!日本の「UV対策・美白ケア」の違いとは?

常夏の国・シンガポールで、女性が美しい肌をキープするために欠かせないのが「UV(紫外線)対策」と「美白ケア」。特に、海外からシンガポールにいらっしゃった方は、シンガポールの紫外線の強さに驚いたという方も多いのではないでしょうか。

今回は、シンガポールにも店舗を構える日本発メディカルコスメのリーディングカンパニー「ドクターシーラボ」さんに、日本とシンガポールの「UV対策」と「美白ケア」についてお話をうかがいました。

紫外線の肌への影響

—紫外線をたくさん浴びてしまうと、肌にどんな悪影響があるのでしょうか。

紫外線を浴びて皮膚が炎症を起こすと、細胞を紫外線などのダメージから守ろうとして、メラニン色素を作る作用を持った表皮の一番下(基底層)にある「メラノサイト」という細胞が活性化されます。

活性化されたメラノサイトは「メラニン」を産生して周囲のケラチノサイトへ送りこみます。
このメラニンは代謝されターンオーバーとともに剥がれ落ちますが、メラノサイトが常に活性化し、代謝されて剥がれ落ちて無くなるよりも多量にメラニンが作られると、「しみ」や「くすみ」の原因となってしまいます。美白化粧品には主にこのサイクルに着目し、シミやそばかすを防いでくれる成分が配合されています。

また、紫外線の中でも特にUVA波は真皮のコラーゲンやエラスチンなどを破壊するので、肌の弾力が失われます。紫外線は「光老化」とも言われる「しわ」や「たるみ」の原因になるとも言われています。

—日本とシンガポールの女性は主に何歳ぐらいからUV対策や美白ケアへの意識が高まるのでしょうか。

日本では、かつては「日光浴が健康に良い」とされていましたが、現在では紫外線に対する知識が広まったこともあり、比較的若い10代の方も日焼け止めを使用する機会が増えているのではないかと思います。小さなお子さまのために日焼け止めを買われるお客様も多くいらっしゃいます。

シンガポールも赤道直下で紫外線量がケニアに次いで多い国なので、UV対策に対する意識は比較的高い国だと思います。(参考:World Health Organization UV Index:WHO 世界のUV指数)

シンガポールでも最近は子どもが15歳くらいになると、UV対策をはじめとしたスキンケアについての知識を親から子どもに伝える傾向が見られます。特に日焼け止めはマストアイテムとして使われています。

UV対策と美白ケア

日焼け止め

—日本とシンガポールの女性では、UV対策や美白ケアのために選ぶスキンケアアイテムに違いはありますか。

UV対策の日焼け止めは一般的なクリームタイプだけでなく、塗り直しのしやすいパウダータイプやスプレータイプのものなど、用途に合わせて選んでいらっしゃる傾向が見られます。シンガポールの方は、マイルドな日焼け止めよりもSPF値の高い日焼け止めのほうが人気ですね。また、メークの上から簡単に塗り直しが出来るパウダータイプの日焼け止めもよくご購入いただいています。BBクリームも、ブライトニング成分が入っているものが最も支持されていますね。

「日焼け止めを塗り過ぎると肌に悪いのでは」というお考えのお持ちの方もいるかもしれませんが、ドクターシーラボの日焼け止めは皮膚への負担が少なく、美容成分もたっぷり配合されています。用途やお好みに合わせて数種類の日焼け止めを販売しています。

日本の美白ケアアイテムは、ドクターシーラボだけでなく日本の各メーカーとも美白成分の配合されている化粧水や美容液、クリームやマスクなど、豊富なラインナップをそろえています。最近は美白だけでなくエイジングや保湿成分が配合されている美容ゲル、クリーム、ファンデーションなど高機能なものが増えていると思います。

シンガポールでは、ドクターシーラボの商品でいうと100倍浸透型ビタミンCを配合した「VC100 Pore White Lotion」や美白成分が高濃度に配合された美容液「Super White 377 Ultra」がよく選ばれています。20代や30代前半の方が意識して使っている傾向が見られますね。

紫外線対策 – 紫外線を浴びる量を減らす

—化粧品を使うこと以外に、UV対策や美白ケアのためにやっておいたほうがいいことを教えてください。

シンガポールでは日傘や帽子を使用している人が少ない印象を受けていますが、日焼け止めを塗るだけでなく、紫外線を浴びる量を減らすためにも、日傘や帽子を使うことをおすすめします。

実は紫外線の情報は「目」からも入ってくると言われており、目が紫外線に当たり続けると肌の黒化につながります。ですので、屋外ではサングラスも併せて使うようにしましょう。

UV対策グッズを身につけるだけでなく、UV対策になる栄養素を体内に取り込むことも大切です。

ビタミンCを含むフルーツ

メラニン色素生成を抑制する作用がある「ビタミンC」の摂取は特に心がけましょう。ビタミンCを含むフルーツを毎日食べたり、サプリメントなどで補ったり、日々の食生活の中で取り入れていきましょう。

ちなみに、ビタミンCを摂取する際には「コラーゲン」と同時に摂取すると「より美肌が期待できる」と言われています。ドクターシーラボの美容ドリンク「コラーゲン5000 5-beautyEX」にはビタミンCを含む美肌成分がたっぷり配合されています。しかも低カロリーなので、シンガポールの日差しをたくさん浴びてしまった日の夜に飲むことをおすすめしています。

紫外線を浴びすぎてお肌がボロボロになって後悔するまえに、正しいUV対策と美白ケアを施すことが大切です。常夏のシンガポールでも美しい肌をキープしましょう!

取材協力

ドクターシーラボ
http://www.ci-labo.com
http://www.ci-labo.com.sg

データ:シンガポールの紫外線の強さ

WHOのUV指数(World Health Organization UV Index)を参考に、日本とシンガポールのデータを比較してみましょう。毎月のUVインデックスを示した表です。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
日本(東京) 36°N 2 4 5 7 9 9 10 9 7 4 2 2
シンガポール 1°N 11 12 13 13 11 11 11 11 12 12 11 10

UVインデックスは、1〜11の11段階に分かれていて、それぞれに応じた紫外線対策が必要です。

1-2(弱い):屋外にいても対策は必要ない
3-5(中程度)、6-7(強い):日中はできるだけ日陰を利用する。できるだけ長袖シャツ、日焼け止め、帽子を利用する。
8-10(非常に強い)、11+(極端に強い):日中の外出はできるだけ控える。必ず長袖シャツ、日焼け止め、帽子を利用する。

シンガポールでは年間を通して、東京で一番紫外線が強くなる7〜8月よりも、強い紫外線を浴びることになります。シンガポールの国家環境局(NEA : National Environment Agency)が提供するスマートフォンアプリ「my ENV」では、時間ごとの紫外線量の情報を提供し注意を促しています。

UVインデックス

シンガポールでは、日傘を使用している人はあまり見かけません。日射しを遮るシェードが一切ないところでは、普通の傘を日傘代わりに使っている人がいます。また、ノースリーブにショートパンツでランニングをしたり、ノースリーブのワンピースで出勤する女性も多く、紫外線を防ぐために長袖を着ている人はほとんどいません。

シンガポールは、年間を通して日の出、日の入りの時刻はほぼ一定です。7時頃に日が昇り、19時頃に日が沈みます。紫外線は、10時から14時が一番強くなると一般的に言われていますが、シンガポールの場合は16時まで「強い」数値になっています。アプリやWebサイトをチェックして、しっかり紫外線対策を施すようにしましょう。

参考:
環境省「紫外線環境保険マニュアル 2015」(PDF)
WHO : 「Global solar UV index-A practical guide- 2002」(PDF)

※2013年6月に Healthy Beauty Journal に掲載された記事を加筆・修正しました。


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