Life Style

シンガポールでの新生活!慣れない気候や環境によるストレスへの対処方法

もう6月になりました。宗教色が強いシンガポールでは、すでに5月16日からラマダンがスタート。海外に移動してきた方々たちにとっては、少し生活が落ち着いてくるころではないでしょうか?

配偶者の海外赴任に付いて海外に移動してくる場合、赴任の準備によるストレスをそのまま引きずっている方も多くいらっしゃるようです。また海外就職にあこがれて自発的にシンガポールに移動する人も増えてきましたね。

海外生活は日本の生活とは違うところが多く、というかそれが当り前で、最初は新鮮で楽しかったりするものです。でも言葉も違えば、ライフスタイル、気候も違い、だんだん疲れを感じてくるもの事実。シンガポールと日本の大きな違いはやはり気候ではないでしょうか?これは自然のことなので、私たちにはコントロールできません。だから、うまく付き合っていく方法を見つけ、調整していくスキルを学ぶのが賢いやり方だと思います。

暑さと湿気が毎日続く、シンガポールの気候の特徴

皆さんご存知のとおり、シンガポールは赤道直下の常夏。トロピカル気分満載はいいのですが、毎日の生活となると慣れない湿気と暑さで身体の調整をするのに一苦労。何をどうしていいのかアイデアが浮かばず、未知の世界で試行錯誤されている方も多いのでは。

ここで簡単にシンガポールの気候の抑えるべきポイントをお伝えしましょう。

  1. シンガポールは常夏の国。年間を通して湿度と気温が高い。
  2. 突然のスコールがあり、その雨の量が異常に多い。でも約2、3時間でとまる。折り畳み傘は必需品です!
  3. 日本のような四季はなし。雨季と乾季の2パターン。 馴染めない人、慣れない人は調整をするのに最初少し苦労します。

私自身、暑い気候の国が好きで冬物を準備する必要がないからとっても楽チン!と思い楽観的に見ていたのですが、シンガポールに移動してきた最初の1年は体と生活スタイルの調整で試行錯誤しました。とにかく良い睡眠がとれなかったのを覚えています。

私の体験と周りの知人がぼやいていたお話なども含めて、シンガポールに来た人に起こる体調不良、症状などをまとめました。

身体的体調不良、症状について

  1. シンガポールの気候や強い冷房が体に合わず、風邪を繰り返す。治りが日本にいる時よりも遅い。
  2. エアコンを頻繁に使うため、気管支の炎症が発生することが多い。
  3. 暑さと湿気の多さに体が何故かだるくてやる気がでない。
  4. 睡眠の質が悪い。睡眠不足が慢性的になりだるさがぬけなく、疲労感が蓄積していく。
  5. 水、食べ物が口に合わない。
  6. 水の質が硬水、ミネラル分が多くなるせいか肌が乾燥しやすく、抜け毛が多い。

精神的不良、症状について

  1. 気軽に話せる友達や同僚が近くにいないため、甘えたいとき、話したい時にストレスを感じる。
  2. 言葉の壁を感じる。英語が苦手なため外出するのが億劫になる。
  3. 生活スタイルが日本と違いストレスを感じる。
  4. ママ友グループについていけないストレスを感じる。
  5. 職場環境が英語となり、慣れるのにストレスを感じる。
  6. 夫婦一緒に過ごす時間が少なくなり、孤独感を感じる。

海外生活は身体的、精神的に生じるストレスが体と心に影響を与えます。そういった状況とどのようにして付き合っていくのか、自分を適応させるまでに努力は必要です。 日本人に得てして多いのが「真面目すぎる、完璧するぎ性格」。そのために自らを変える柔軟さが欠けているように感じます。

当然のことながら身体的体調不良は、心にも悪影響を及ぼし、結局体も心も不健康で何かすっきりしない状態になってしまいます。「病は気から」とありますが、病気のほとんどは「気」のもちよう次第で症状に大きな変化をもたらすことがわかっています。

小さなストレスが大きな病へと発展していかないように、日頃から疲れをとる努力を率先して行うことがいつでも笑顔でいられる秘訣だと思います。

心と体を整えるストレス対処法とヨガの教え

心や体を整える方法として月並みですが下記を挙げてみました。

  1. オンとオフのメリハリをはっきりさせる。
  2. 一日の中で、自分の時間を必ず作り、自分の好きなことをする。
  3. まずは体を動かしてみる。
  4. いつもの自分の行動パターンを変えてみる。
  5. 日本食を食べる。
  6. 瞑想する時間をつくる。

このストレス対処法がすべての方に効果をもたらすとは保証できないのですが、自分の経験に基づくものもあります。 ストレスが深刻になった場合は、カウンセラーや心療内科に頼り、早めの対処をしていくことをお勧めします。

ここでヨガにおけるストレスの捉え方とストレス解消法をご紹介します。

ストレスとは何か

現代社会において典型的なストレス要因となるのは人間関係や仕事上の悩み、金銭関係、身の安全、幸せや精神的充実についての漠然とした不安などです。 簡単に解決できないものに対して、ストレス反応が常に身体に繰り返し起こることになってしまいます。 外的要因がどのようなものであれ、ストレスは思考によって悪化することがよくあります。

心は、ほとんど起こるはずのない本題について思い悩むというストレスを生み出しています。でも考え方次第で、心が癒やされ、気持ちよく生活することもできるのです。

ヨガは、心がそれらの問題に反応しそうになったら、それをやめる方法を教えてくれる技術でもあるのです。 ヨガは、心を味方にしてくれます。心をケアしないと苦悩すると言われています。すなわち、この苦悩がストレスへと変わってしまいます。

ヨガを通して意識下に刻み込まれている心のなかのもっと幸せな部分に触れることができるのですが、ただそれに気づくのはヨガを継続的に行うことで意識することができるようになります。自分の中にある平穏で静かな場所を少しづつはっきりと意識することが可能になっていきます。

ここでパタンジャリ先生の言葉をご紹介します。

本当の自分と考えを区別ができず、苦しみや、悲しみ、悩み、怒りが自分と思い込んで絶望してしまうのは、勝手な思い込みにすぎない。心はどんな風にも変わり、どこへでも流れる物。
喜怒哀楽に染まり、過去未来に動き、いつも揺れていいる物。そんなものは自分自身とはいえない。
自分の考えが解る、ということは心を観ている存在がいるということの証。そして、心を観る存在とは、自分自身に他ならない。苦悩は単なる1つの考え。
悩みや苦しみは考えグセであり、とらわれにすぎない。
(ヨガスートラ抜粋)

ストレスから逃げることができないのが私達の人間社会。たまり続けたストレスは次第に自律神経に影響を与えることがほとんどです。 ストレスをためないよう、日々自分の身体のメンテナンスをすることをお勧めします。

呼吸が大切!ストレス緩和のためのヨガ

ここでストレス緩和のためのヨガをご紹介したいと思います。ヨガは身体を動かしてポーズをとるものから、ゆっくりと関節を動かしていくリラクゼーションが高いものまでたくさんあります。 身体を動かすことだけがヨガではなく、一番大切なことは呼吸に意識をむけること、これもヨガの一つです。実は一番大切なことでもあります。

ストレスと呼吸

大昔のヨギたちは、普段無意識に行われている呼吸を意識的にコントロールすることにより、神経系に大きな影響を与えられること知りました。やり方しだいで活性化させることもできれば、リラックスさせることもできることに気がついたそうです。ヨガをはじめてみると、呼吸がどれほど気持ちに影響を与えるか、また気持ちのあり方を変えるためにどれほど有用かがわかります。

ヨガの教えでは、呼吸のコントロールが心を静めるのに役立つということ、心が平静になると自己の内側から湧き上がる深い智慧にふれることができ、創造性と治療力が養われると言われています。

左呼吸 / 右呼吸

人や動物は一定の周期で左右の鼻腔から交互に呼吸をしています。その周期は数分から数時間の幅があるのですが、寝ている間もそのパターンは続いています。ヨガの教えによると、左の鼻腔はイダと呼ばれる目には見えない生命エネルギーの経路や、ナディと呼ばれる脊髄に沿った経路につながっていて、熱を冷まし、調子を回復させる女性的な性質をもっていると言われています。インヤンでいう陰に相当します。右の鼻腔は補完的なナディといわれるピンガラが支配していて、男性的な性質でインヤンでいうと陽に相当しています。

これらの呼吸法はトレーニングを受けたヨガ講師のもと、練習することをお勧めします。

  • 右の鼻腔による呼吸/左の鼻腔による呼吸
  • 交感神経系を刺激する(闘争、逃走反応)/副交感神経系を刺激する(リラックス反応)
  • 左脳を刺激する/右脳を刺激する
  • 言語能力を高める/空間能力を高める
  • 血糖値を上げる/血糖値を下げる
  • まばたきの回数を増やす/まばたきの回数を減らす
  • 眼圧を下げる/眼圧を上げる
  • 心拍数を上げる/心拍数を下げる
  • 右の肺を優先的にふくらませる/左の肺を優先的にふくらませる

ヨガにおける理想的な呼吸とは、大きく乱れることなく、深く穏やかで規則正しく静かなものになります。横隔膜を使い、多めに息を吸い込む時以外は首や胸の筋肉などをあまり動かさないようにします。

呼吸は意識さえできれば、コントロールできる自立神経の一つです。活性化したストレス反応系統を鎮静化できます。鼻から息を吐くことで、吐き出す時間を長くできるため、呼吸数も少なくなります。この作用により、気持ちが落ち着きます。

科学的根拠

ヨガの呼吸法が不安に対処するのにとても効果的であることが、多くの研究から明らかになっているそうです。ストレスを感じたらあえてゆったりとした呼吸を意識することでストレスから生じる多くの生理現象に対処でき、不安感も軽減します。吸う息より長く吐くように心がけても同じような効果があります。腹式呼吸によるリラックス方法を身につけることで、自分のストレスレベルのコントロールがしやすくなります。

ヨガセラピー

たくさんのヨガの種類があるなかでもヨガセラピーは医療的でリラックス効果の高いアプローチとなります。ヨガセラピーの動作は通常のハタ・ヨガのようなポーズとは異なります。関節の動きと呼吸法に意識をむけて身体をゆっくりと動かしていきます。

アーユルヴェーダのアプローチ

ヨガときってもきれない存在にアーユルヴェーダがあります。アーユルヴェーダとは世界3大医学の一つ、インド・スリランカで生まれた5000年以上の歴史をもつ世界最古の伝統医学です。サンスクリット語のAyu (生命、寿命)、Veda (科学、知識)が由来です。生活健康法として受け継がれてきました。

アーユルヴェーダはより健康に、長寿や若さを保つことを目的とした予防医学です。食事法、健康法を取り入れて健康を維持していくことが目的となります。

アーユルヴェーダは「自分を知ること= Who you are?」がカギになります。自分の存在はなんぞや?を知ることにより、自分のストレスのレベルだったり、なぜこういうときにストレスを感じるんだろう?などということが理解できるようになります。それを理解するために自分が生まれもった身体に働きかけるエネルギー「ドーシャ」を知ることが重要になっています。

「ドーシャ」は下記3つのエネルギーから成り立っています。すべてのドーシャが私達身体の中に存在しているのですが、メインドーシャというのを皆さん持っています。メインのドーシャがストレス、暴飲、暴食、季節の変化、心身の状態、個人の性質によってバランスを崩し、健康を損なう状態になると言われています。

  1. 「ヴァータ」(風)
  2. 「ピッタ」(火)
  3. 「カパ」(水)

自分の体質、ドーシャのタイプを知りたいと思いますよね?ドーシャのタイプを知るには、きちんとしたアーユルヴェーダの医師が視診、触診(脈を測る)、問診を行いながら判断していきます。これができるのは早朝のある時間ときめられています。

自分のドーシャタイプがわかると過剰に摂取しないほうがよい食べ物、飲み物、どのような食べ物が自分の健康維持に大切なのか、またストレスへの対処法を知ることもできたり、自分が憂鬱になりやすい時間帯などもわかります。

自分の経験

私が生まれて初めてちゃんとしたヨガをした時、今までに味わったことのないような心地よい疲労感と、心が気持ちよく爽快だったのと覚えています。「この気持ちよく爽快」という感覚を体験すると、自分自身の体を今一度信頼できるようになっていきます。

ストレス社会を生き延びるために体と心のメンテナンスに意識をむけてみてください。ヨガを実践することにより、ストレスでかたまりきった身体と心が癒やされはじめていつでも自分をコントロールできるようになります。私は、ヨガを通して一人でも多くの人達が幸せを感じてもらえるようこれからもヨガを伝えていきたいと思ってます。

Kizuki がヨガを教えているOm Shiva Yoga は伝統的なインドヨガをじっくりとゆっくりと教えてくれるスタジオです。

Om Shiva Yoga マスターアソカン(Asokan) は、「ヨガは皆さんの健康のために!」をモットーに毎日朝5時からクラスをスタートしています。ヨガは朝5時または6時に行うのが一番体に良いといわれています。マスターアソカンは少しでも多くの人たちにヨガを通して自分の健康に耳を傾けてほしい、最終的には自分がこの世に生をうけた意味をヨガを通して見つけてほしいと言っています。一見怖そうなアソカンですがとってもおちゃめな一面もあり!写真は朝6時のクラス風景です。ヨガのあとは気持ちの良い一日がスタートしますよ。

Master Asokan Class: 
毎日朝5時(Shiva Yoga)、 6時(Shiva Yoga)、10時(ビギナー)

ここOm Shiva Yoga ではアーユルヴェーダのドーシャ診断もご希望により受け付けております。経験あるアーユルヴェーダの医師があなたのドーシャタイプを診断、そこからどのような生活、食べ物が良いか、どのようなヨガが合っているのか?生活スタイルなどの指導をしてくれます。

Asokan Class には多くの現役ヨガティーチャーが自分の精神性、身体を維持させるために参加されています。」私もその一人です。

アーユルヴェーダ診断にご興味のある方は是非 Kizuki までご予約、お問い合わせください。ヨガクラスのご予約も随時受け付けております。毎週水曜日午後7時30分からハタ・ヨガ(初心者)オープンクラス開催中です。

ご予約は下記まで!
電話: 9117-8985
Email:info@kizukiyoga.com
Facebook:https://www.facebook.com/kizukiyogaomshivayoga/
Om Shiva Yoga : http://www.omshivayoga.com/about-us/


Eメール購読

Singapore S Journal の新着記事やシンガポールのお得な情報をメールで配信します