Culture

シンガポール国立大学を見学。広大なキャンパスと驚きの設備で学生を支援

「大人の社会科見学シンガポール版」に参加し、シンガポール国立大学(National University of Singapore, NUS)に初めて行ってきました。今回集まったのは約20名。シンガポール国立大学ビジネススクール(MBA)の現役学生の方にご案内していただきました。

アジアの大学ランキングで2年連続1位を獲得したNUSとは

英国のタイムズ・ハイヤー・エデュケーション(Times Higher Education, THE)が発表した「アジア大学ランキング 2017(Asia University Rankings 2017)」で2年連続首位に輝いたシンガポール国立大学とはどのような大学なのでしょうか。余談ですが、シンガポールの南洋理工大学(Nanyang Technological University, NTU)は2年連続で2位、東京大学は7位(2015年までは首位)でした。

シンガポール国立大学は、正式には National University of Singapore といいます。略称はNUS。Singapore University といっても地元では通じません。シンガポールの南西部、ケントリッジ(Kent Ridge)に位置します。ケントリッジキャンパスの広さは150ヘクタール。東京ドーム32個分の広さで、北海道大学と同じくらいの面積です。シンガポール島の大きさが東京23区とほぼ同じことを考えると、国土に対する比率が非常に高いことになります。

NUSは、元々1905年に医学校として設立されました。1928年にはラッフルズ大学に、1955年には南洋大学となります。南洋大学は中華系の学校でしたが、その後に設立されたシンガポール大学と1980年に合併し、シンガポール国立大学が創立されました。このとき、政府の方針により大学の公用語として英語が選択されたのです。

現在11の学部があり、大学・大学院を合わせて約3万5千人の学生が在籍しています。そのうち、約3分の1が留学生で100カ国以上の国から集まっています。学費は、医学部を例に取ると年間200万円ですが、留学生の場合は約1200万円近くになるそうです。

移動が大変!南国の開放感あふれる広大な構内

NUS

NUS ビジネススクールは、ケントリッジキャンパスの南側に位置します。MBAのクラスはディスカッションが中心で、1クラスに25カ国出身の留学生がいるそうです。グループで課題を行うときは、真面目に取り組む日本人学生は人気があるそうです。

正面玄関の裏側からみたビジネススクールの校舎。ガラス張りでモダンな建物です。

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ビジネススクールの隣にある図書館(The Hon Sui Sen Memorial Library)です。マネジメント、ビジネス、ファイナンスに関する豊富な蔵書を管理しています。

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掲示板のポスター「就職面接の心得」。服装や所作の注意事項が書かれています。

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キャンパスの廊下は屋外に面していて開放的な空間です。

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広いキャンパスなので、移動が大変。外だから暑いです。

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至るところに、テーブルと椅子のセットが置かれています。見学日は日曜日だったので、ほとんど学生の姿は見かけませんでした。

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モバイル機器の充電スタンド。無料で使えます。

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銀行のATMも所々にあります。

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次に、School of Computing に来ました。

2001年に設立された NUS Enterprise では、スタートアップの支援をしています。大学の近くの One-North にはスタートアップばかりが入居している建物があり、スタートアップ育成や資金調達の支援の環境が整っています。

カラフルで明るい自習室。

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学生用のロッカー。

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掲示板に「日本研究会(Japanese Studies Society, JSS )」の案内を発見。

School of Computing の外観です。

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まるで植物園のように緑あふれるキャンパスでした。

シンガポールで一番エコな食堂と中央図書館へ

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続いて食堂(フードコート)です。一般の方も利用は可能ですが、日曜日は閉まっています。

街中のフードコートやホーカーセンターよりも、割安な金額で利用ができるそうです。

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健康な食生活を推進するためにドリンクに含まれる砂糖の量が表示されています。各メニューにはカロリーも表示されているそうです。

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ここが他のフードコートと異なるのは、自分で食器を戻さないといけないこと。日本では当たり前かもしれませんが、シンガポールでは置きっ放しにしておくことが当たり前。片付けないで席を立つと笛がなって注意されるそうです。ハラルとノンハラルは分けて下げましょう。

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次は中央図書館(Central Library)にやってきました。

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ここも日曜日は閉まっています。なお、図書館の利用は学生と教職員のみが可能で、一般には開放されていません。

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図書館の1階には学生生協があり、NUSグッズから航空券まで販売されています。

University Town (UTown)  大学の中に一つの街が

次に、University Town に案内してもらいました。広大な敷地には、移動するための無料バスが走っています。誰でも利用が可能です。バスに揺られること5分程、、、

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UTown に到着。学生寮のあるエリアで、学生が生活するために必要な全てが揃っています。

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まるでコンドミニアムやショッピングモールのようです。

カフェやレストランなどはもちろん、自習室やジム、プールなどもあります。UTownにあるスターバックスは、少し割安な上、24時間営業しています。

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こちらのフードコートは、日曜日にも営業しています。

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なんと、ボルタリングもできます!高さは約3階分!!

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手入れの行き届いた青い芝生の向こうに見えるのは学生の自習室。大学の授業は大変で、夜遅くまで自習室の灯りが消えることはないそうです。

学生寮。シングルとカップル用があります。

NUSの無料シャトルバス

キャンパス内の無料シャトルバスは、MRTサークルラインのケントリッジ駅まで運行しています。一般に開放されているエリアもありますので、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。


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