中秋節 シンガポール チャイナタウン
Culture, Event

シンガポールの中秋節は豊富な種類の月餅と色鮮やかなランタンでお祝い

10月4日の中秋節、いかがお過ごしでしたでしょうか。シンガポールで開催された Moon Festival の様子をお伝えします。

中秋節(Mid-Autumn Festival)は、陰暦の8月15日に名月を愛でる節句です。中国では祝日となり、国慶節(建国記念日)と合わせて大型連休となります。シンガポールは休日にはなりませんが、シンガポールを代表する行事の一つとして盛大に祝います。日本にも十五夜にお月見をする習慣がありますよね。

色鮮やかなランタンが圧巻!ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの MID-AUTUMN

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイで9月22日から開催されている「LANTERN DISPLAY(巨型灯展)」は、10月8日(日)まで楽しめます。

Dragonfly Lakes の「Splendour of Blooms」。鮮やかに色が変化する蓮の花やトンボ、カエルのランタンが、約250個も浮かんでいます。これは、Dragonfly Bridge からの眺めです。

「Waters of Prosperity」は、かつてガーデンズ・バイ・ザ・ベイで構築されたランタンの中でも最大の大きさを誇っています。70匹の鯉が集まる漁村を描いています。

「Flight of the Dragonflies」では、100匹以上のトンボが Supertrees を飾ります。

Supertree Grove の Garden Rhapsody では、「Tales of the Moon」が上演されています。「Fly Me to the Moon」や「Moon River」など月をテーマとした音楽と光の幻想的な雰囲気を味わえる中秋節バージョンは、10月31日まで。上演は1日2回で、7時45分と8時45分です。

Esplanade Outdoor Theatre の “Dancing in the Moonlight”

エスプラネード周辺でも、ランタンや月餅作りの体験ワークショップ、ランタンウォーク、音楽やダンスのパフォーマンスなど様々なイベントが開催されました。(Moonfest at Esplanade

Esplanade Outdoor Theatre では、無料で観覧できるダンスパフォーマンス「Dancing in the Moonlight」が行われました。

Singapore Chinese Dance Theatre は、伝統的な中国舞踏の保存と継承、普及を目的とする団体で、優美かつダイナミックな踊りを披露してくれました。

一部を動画でご覧ください。

エスプラネードシアターから眺める、フラトンホテルとマーライオン。Maybank Tower が赤くライトアップされていました。

中秋節に欠かせない月餅(Moon Cake)とは

中秋節といえば月餅。シンガポールにはお中元のように月餅をギフトとして、知人やビジネスの取引先に贈る習慣があります。値段もカロリーも高い月餅ですが、中秋節のお祝いに欠かすことはできません。

チャイナポイントの特設月餅売り場に行ってみました。

蓮の実のペースト餡や松の実餡、小豆餡などにアヒルの卵黄が中に入っている伝統的な月餅。満月に見立てて丸い形をしています。英語では、Moon Cake と言います。

月餅に書かれている「雙黄蓮蓉」とは「黄身が2個の蓮の実餡」という意味です。よく見ると「Double York Lotus」というシールが右下に貼ってあります。

717 Durian Trading の月餅。ドリアン入りの月餅もありました。写真の手前が卵入りで奥が卵なし。卵入りのほうが値段が高いです。箱入りで売っていますが、自由な組み合わせにもできるし、バラでも売ってくれます。

皮が柔らかい、焼かないタイプの Snow Skin 月餅。

月餅には、長寿や調和を意味する漢字やブランド名、内容物(餡の種類など)、草花や蔦が描かれています。Thye Moh Chan に置いてあった月餅はバラ模様でした。素敵。

チャイナタウンの方に行くと、お買い得な月餅を発見。

奥に進んだところにあった屋台では、さらにお買い得商品が。右が小豆(豆沙)で左がドリアン(榴※)。※は木偏に蓮。

1個40セント!3個で1ドル!の月餅(?)マーライオンやウサギの形をしています。

3つ買ってみました!固くてパサパサの甘い黒糖餡でした。

蓮の実餡とダブルエッグの月餅。

中央にアヒルの卵の黄身が入っています。

Baker’s Oven の蓮の実餡は、松の実入りの上品な味でした。

Starbucks でも月餅を発売。最近は伝統的な月餅の他にも、Snow Skin やタロイモ、レモン、カスタードやパイナップル味、チョコレート月餅やアイスクリーム月餅も販売されています。

・2017年のちょっと変わった月餅
Mid-Autumn Festival 2017: Unique Mooncakes Collection

チャイナタウンのライトアップは10月19日まで

9月23日から始まったチャイナタウンのライトアップは、約1か月間、10月19日まで楽しめます。ニューブリッジ・ロード(New Bridge Road)、ユートンセン・ストリート(Eu Tong Sen Street)、サウスブリッジ・ロード(South Bridge Road)に行ってみましょう。

チャイナタウン・ポイントの前の交差点には、通りを歩く人の目を引く大きなディスプレイがあります。鶏、ウサギ、金魚、龍など10種類の動物からなっています。

高さ12メートル、幅10メートルの「Family Tree」には、60個もの動物型のランタンが吊り下げられています。

2017年の中秋節のテーマは、「Celebrations of our Traditions」。家族が一つになって、中国の伝統と慣習を伝えていく大切さを強調しています。

チャイナタウン全体で、1000個以上のランタンが色鮮やかに光を放っていました。

伝統的なスタイルのランタンは、職人による手作り。

シンガポールのプレスクールに通う子どもたちによって作成された、500個の提灯。

ウサギと餅つき。

柑橘系の果物「ポメロ」は、月餅と並んで中秋節には欠かせないお供えものです。丸い食べ物をお供えにするのは、日本の月見団子と同じですね。

セロハンでできた中秋節の飾り物。ずらりと並ぶ屋台で売っていました。

中秋節を過ぎると、シンガポールは雨季になります。年中暑いシンガポールですが、少し涼しさを感じるようになります。「シンガポールの秋」の到来です。


Eメール購読

Singapore S Journal の新着記事やシンガポールのお得な情報をメールで配信します