Food

お肌がプルプルになる、梨と白きくらげのデザート – 薬膳レシピ

梨は日本では秋を代表する果物の一つで身近な果物です。実は梨は薬膳には欠かせない食材としても知られています。

今回は薬膳料理家の阪口珠未さんに、北京の蒸し物を簡単にアレンジした「梨」を使ったデザートを教えていただきました。

梨と白きくらげのデザート

材料(2人分)

  • 洋ナシ…2個
  • 白きくらげ…5g
  • クコ…大さじ1
  • はちみつ…大さじ4


1)白きくらげは洗って水でもどす。洋ナシは上1/4ぐらいを横に切り落とす。芯をティースプーンなどでくりぬく。
2)蒸し器に入る鉢に1)の洋ナシを入れ、くりぬいた穴にはちみつ大さじ1を入れる。周りにもどした白きくらげとクコの実を置き、残りの大さじ1のはちみつをかける。
3)アルミホイルをかぶせて、湯気の上がった蒸し器で30分蒸す。
4)蒸し器から出し、温かいうちに洋ナシの中身をくりぬきながら、白きくらげ、クコ、蒸し汁を一緒に食べる

☆多めに作って冷蔵庫で保存することもできます。

阪口さんからの薬膳ポイント

中国医学では、肺と肌はつながっていると考えます。梨には「乾燥」のトラブルから肺を守る働きがあり、のどの乾燥や痛み、乾いた咳などがでるときに使われます。肌の乾燥を防いで、潤いを与える梨は、同じように潤いを与える食材である「白きくらげ」と一緒に組み合わせて、美容に適したデザートとして親しまれています。

私が北京に留学していたときも、乾燥の激しい北京の秋に子どもたちがせきやのどの痛みを訴えると、自宅で梨を蒸した薬膳を作って食べさせていました。医者に診せる前に家庭でできる養生の一つですね。

今回のデザートは温かいままでも、冷やしてもOKなのも嬉しいですね。甘くておいしいので、子どもたちも喜んで食べてくれますよ。ぜひお試しあれ♪

レシピ提供 – 薬膳料理家 阪口珠未(さかぐちすみ)

薬膳料理家 阪口珠未
株式会社漢方キッチン代表。北京中医薬大学日本校講師。日本での中国薬膳研究のパイオニア。91年より北京留学。薬膳専攻では、日本人初の国費留学生となる。薬膳料理教室の開講・企業、自治体へのメニューコンサルティングを行う。北京中国医学研究院「西苑医院」にて、清代の宮廷薬膳カルテを研究。著作に『おめでた薬膳(主婦の友社)』『西太后のアンチエイジングレシピ(主婦の友社)』など多数。2012年には、7歳の娘と中国留学をするなど、大の中国好き。

漢方キッチン: http://kanpokitchen.com
阪口珠未のブログ: http://kanpokitchen.blog105.fc2.com/

阪口さんの著書が台湾で発売

img_book_simg_book2_s
阪口珠未さんの著書「西太后のアンチエイジングレシピ」の中国語版「大清宮廷祕傳寶典 慈禧太后的抗老食譜」(台視文化公司)が台湾で発売となりました。ぜひご覧くださいませ。

※2013年11月に Healthy Beauty Journal に掲載された記事を加筆・修正しました。


Eメール購読

Singapore S Journal の新着記事やシンガポールのお得な情報をメールで配信します