Culture

イスラム教のお正月ハリラヤ・プアサと断食とナイトマーケット

2018年のハリ・ラヤ・プアサは6月15日で、シンガポールは祝日となります。イスラム教では、ラマダン(断食月)が開けるハリラヤ・プアサ(Hari Raya Puasa)を盛大に祝います。いわばイスラム教徒のお正月です。

1ヶ月も続く!ラマダン(断食月)とは

イスラム教社会で使われているヒジュラ暦の第9の月がラマダンの月となります。ムスリムと呼ばれるイスラム教徒は日の出から日没まで飲食を絶ちます。もちろん水も飲みません。日が沈んでいる間は飲食ができるため、日の出前と日没後に食事をとります。この期間は特に神の恵みに感謝し、信仰を深めます。

多民族国家のシンガポールには、約15%のイスラム教徒が暮らしています。仏教(ベサックデー)、キリスト教(クリスマス)、ヒンドゥー教(ディーパバリ)と同様に、イスラム教の最大の祭典を祝うハリラヤ・プアサも祝日となっているのです。

夕方から賑わうナイトマーケットに行ってみよう

イスラム教徒が多く居住しているパヤレバー駅(Paya Labar)の周辺、ゲイラン(Geylang )地区では、ラマダンの時期になるとナイトマーケットが開催されています。

Geylang RoadとSims Avenueには、この時期だけオープンする夜店がずらりと並んでいます。

まずは、1日の断食後のお腹を満たす食べ物の屋台から。

ラム肉はムスリムでもOK!日本では断食(ファスティング)はダイエット目的で行われますが、ラマダン中に体重が減ったという人はほとんどいないそうです。昼間は何も食べませんが、その分を夜の就寝前に(いつも以上に)食べたら、痩せるどころか体重は増加しちゃいますよね。

マンゴー&スティキーライスやアイスクリームなどの甘いデザートも。

原宿で超人気?ロングフライドポテトも登場。「原宿日本」という言い回しが面白いです。

お正月には、どの民族も欠かせないスナック大袋。

ハリラヤの装飾品。緑はイスラム教の神聖なる色とされています。黄色と緑の格子状の飾りは、「クトゥパッ」といって椰子の葉を編み中にもち米を入れて蒸した料理です。それを模した飾りは、マレーシア由来。マレーシアは、61%がイスラム教です。

その他にも電飾の飾り物もありました。

チャイニーズニューイヤーやディーパバリと同様に、ハリラヤ・プアサにも洋服を新調する習わしがあります。

様々なデザインのヒジャブも売っています。

クッション、カーテン、絨毯が特価で販売中。

ゴージャスなデザインのクッションやカーテンは、シンガポールでは暑そうです。

こんなにたくさんの絨毯やカーテンが売っている風景は見ものです。

ナイトマーケットは、ハリラヤ・プアサ前日の6月14日まで開催されています。ゲイランセライエリアのライトアップは6月30日まで楽しめます。ハリラヤ・プアサ(6月15日)は、イスタナの一般公開日です。1年に5日しか公開されないので、こちらもぜひ!


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