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ディーパバリ – リトルインディアが明るく輝く、ヒンドゥー教最大の光の祭典

2017年10月18日(水)は、ヒンドゥー教で最も重要な三大祭の1つであるディーパバリ(Deepavali)です。新月となるこの日はヒンドゥー教の新年にあたり、シンガポールは祝日となります。

「光の祭典」とも呼ばれる「ディーパバリ」はサンスクリット語であり、ヒンディー語では「ディワリー(Diwali)」といいます。

Deepavali 2017 Singapore Little India

シンガポールのリトルインディアでは、毎年ディーパバリの1か月程前からイルミネーションの飾り付けが始まります。街中がきらびやかな照明やろうそくの炎に照らされ、とてもエキゾチックな雰囲気になります。

なぜ「光の祭典」と呼ばれるの?

Deepavali 2017 Little India in Singapore

ディーパバリは新年を祝うという他に、正義が悪に打ち勝った象徴でもあります。その勝利の祝福と人類の希望の記しとしてランプに灯が点されます。

ディーパバリ(陶器製のランプの列)の由来は、ヒンズー教の古典叙事詩『ラーマーヤナ』にあります。主人公のラーマ王子は宮殿から追放され、14年間を森で暮らしていました。その間に妻シーターを奪った羅刹王ラーヴァナを殺し、凱旋したラーマを街の人々はランプを灯して祝福したのです。

ラーマ王子がラーヴァナを殺した日は、ダシャラー(Dussehra)としてディーパバリの19〜21日前に祝われます。ダシャラーは、ヒンドゥー教の三大祭の1つです。

ディーパバリは、ヒンドゥー暦のアーシュヴィン月に6日間連続でお祝いされます。10月または11月に行われますが、インドでは最も人気があり、待ち望まれている祭典の一つです。ヒンドゥー教徒、ジャイナ教徒、シーク教徒は、この祭典を、人生の祝福、そして家族と社会の絆を深めるために祝います。ジャイナ教徒にとっては、最も重要な祭典であり、ジャイナ教暦では新年にあたる。またシーク教徒にとっても、信仰上重要な祭典なのです。

Deepavali 2017 Little India in Singapore

ディーパバリの日にちは毎年違って、2017年は10月ですが2018年は11月になるようです。祭典は、光とランプに焦点がおかれ、地域によっては、花火が打ち上げられるところもあります。

お祝いモードのリトルインディア

Deepavali 2017 Little India in Singapore Festival Village

期間中、ディーパバリ・フェスティバル・ビレッジがヘイスティングスロードで行われます。なんと15,000平方フィート以上をカバーしている大きなバザーです。このバザーではあらゆる種類の小物やユニークなお土産を販売しています。

Deepavali 2017 Little India in Singapore

ろうそくの燭台。

Deepavali 2017 Little India in Singapore

ディーパバリで着飾る色とりどりな洋服が売られています。

Deepavali 2017 Little India in Singapore

Deepavali 2017 Little India in Singapore

その他、本格的なインドシンガポールのストリートフードを味わうことができる屋台の出展もたくさんあります。

2017年 ディーパバリ期間に行われるイベント・見どころ

今年のリトル・インディアのライトアップは神像がメイン。可愛いですよね。

Deepavali 2017 Little India in Singapore

去年のメインの飾りは孔雀でした。

Deepavali 2017 Little India in Singapore

10月1日、8日、15日の日曜日、Birch Road は午後5時から午後11時まで閉鎖される予定です。

Fire Walking Festival @ Sri Mariamman Temple

Deepavali 2017 Little India in Singapore

10月8日(日)には、スリ・マリアマン寺院(Sri Mariamman Temple)で Fire Walking Festival が開催されました。 訓練された参加者たちが熱い石炭の上を歩く行事で、日本ではテレビ番組でしか見れないようなことが目の前で繰り広げられます。さすが多民族国家シンガポールですね。
スリ・マリアマン寺院 Webサイト

Sri Veeramakaliamman Temple

ディーパバリ期間のリトルインディアの Hindu Temple のデコレーションは観ているだけで心が魅了されますが、中に入ると「ここはシンガポール?」と思わせるような錯覚に陥ります。セラングーン・ロードには有名な寺院があり、この時期は見逃せないスポットとなります。

1855年に建てられ、ヒンドゥー教の女神「カリ」が捧げられたスリ・ヴィラマカリアマン寺院(Sri Veerama Kaliamman Temple) は、中に入ると目を引くのは堂々たる塔とベル、そして天井には無数の神像(ぞうさん)が描かれています。ここは女性Templeになります。

スリ・ヴィラマカリアマン寺院 Webサイト

ディーパバリ前夜 @ リトルインディア

ディーパバリの前夜、10月17日は Birch RoadとBurmah Road は午後5時から翌日朝方4時まで閉鎖される予定です。

(撮影:Reiko


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